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chobitoは、女性エンジニアが一人で企画・開発しているアプリです。
ここでは、開発のきっかけと大切にしている想いをご紹介します。

chobitoが生まれたきっかけは、とても個人的な、小さな違和感でした。

セルフチェックや体調の記録は、大切だと分かっていても、続けること自体が目的になってしまいがちです。ノートやメモアプリに書きためても、いざ診察室で「いつから」「どんな変化が」と聞かれると、記憶をたどりながら、しどろもどろに説明することになる。記録していたはずなのに、その記録が「伝える力」を持っていない——。

この「書いているのに、伝わらない」というもどかしさこそが、chobito開発の出発点です。

女性の身体は生理周期やホルモンバランスの影響で、体調の波がとても複雑です。だからこそ本来は、より丁寧な記録と共有が必要なのに、既存のメモ帳や記録アプリは「書きっぱなし」で終わってしまう。ここに大きなギャップがあると感じました。

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バラバラな記録を、ひとつの物語につなげたい

セルフチェック、睡眠、ストレス、気分、生理周期——。これらは本来、ひとつながりの「自分の体調の物語」であるはずです。しかし多くの記録アプリでは、これらの情報が別々の画面、別々のグラフに分断されてしまい、自分自身でさえ全体像をつかみにくいという課題がありました。

「先月と比べてどうだったか」「いつからこの違和感があったか」——。この視点の欠如が、いざという時の伝え漏れや、変化への気づき遅れにつながっているのではないか。そう考えたとき、必要なのは新しい記録機能を増やすことではなく、すでにある記録を「医師にも自分にも伝わるかたち」へと再編集する仕組みだと気づきました。これが、chobito最大の特徴である「統合健康レポート」の着想につながっています。

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一人のエンジニアが、あえて一人で作ることを選んだ理由

chobitoは、大きな開発チームではなく、女性エンジニアが一人で企画・開発しているアプリです。これは単なる規模の制約ではなく、意図的な選択でもあります。

健康というデリケートな領域だからこそ、機能を増やすことよりも「本当に必要とされているものは何か」を一つひとつ丁寧に見極めながら形にしていきたい。大きな組織であれば効率よく機能を拡張できるかもしれませんが、その分、ユーザー一人ひとりの小さな違和感や声が届きにくくなることもあります。chobitoでは、届いた声に開発者自身が向き合い、機能として反映するまでの距離をできる限り近く保つことを大切にしています。

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プライバシーを、機能よりも優先する

体調や身体の記録は、誰にでも見せられるものではありません。だからこそ開発の初期段階から、「健康データを外部サーバーに送らず、端末内だけで処理する」という設計方針を譲れない前提として持っていました。

利便性を優先すれば、クラウド同期や複数端末での共有機能を先に作るという選択肢もあったはずです。しかし、デリケートな情報を扱うアプリだからこそ、まず守るべきは「自分の記録が、自分の知らないところで扱われない」という安心感だと考え、この設計を選びました。

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医師の声を取り入れながら、少しずつ育てている

もう一つ大切にしているのは、「一人で作る」ことと「独りよがりにならない」ことは両立させたい、という姿勢です。産婦人科専門医や内科専門医など、複数の医師にモニタリングへご協力いただき、統合健康レポートが実際の診察の場でどう役立つか、どこが分かりにくいかについて継続的にフィードバックをいただいています。

chobitoは診断や治療方針を示すものではありません。あくまで「セルフチェックの習慣化」と「体調を医師に伝える手助け」に徹する——この一線を守りながら、現場の医師の視点を反映して機能や表示を改善し続けています。

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これから目指していきたいこと

chobitoは、まだ育ちはじめたばかりのアプリです。厚生労働省や日本乳癌学会が推奨する「月1回のブレストアウェアネス」という無理のないリズムに寄り添いながら、記録することが目的化せず、自然と習慣として根づき、いざという時にきちんと医師に伝わる。そんな体験を、これからも一つひとつの機能改善を通じて届けていきたいと考えています。

大きな組織の後ろ盾はありませんが、その分、届いた声に真摯に向き合いながら、ユーザーとともにchobitoを育てていきます。

※本ページは開発の背景・想いをご紹介するものです。chobitoは乳がんの自動診断や治療方針の提示を行うものではありません。気になる変化に気づいた場合は、乳腺外科等の専門医療機関を受診してください。